建築的に魅惑的な都心の合同納骨墓 2018年3月8日(木) フォーラムで立ち寄った築地本願寺の合同納骨墓です。カフェのある建物と共に三菱地所設計が手がけられたようです。伊藤忠太によるインド風外観屋根を取り入れたロゴがステキです。 中に入ると御堂の屋根が窓の向こうに見えています。空間的には魅惑的なつくりになっていると思いました。が自然と手を合わせる気持ちにはならなかったです。 もしかしたら出来たばかりで新しすぎるからかも知れません。恐らくは亡き方の存在を感じられる何かを感じられなかったからだと思います。ご本尊さまの手前から下に降りた空間には納骨されているはずなのに、です。 事実わずかな期間でもう納骨されて預かられている方がたくさんおられるようでした。ですが手を合わせたりお参りに行く雰囲気のある空間には感じられませんでした。それでもご自分の意志で入られる方には申し分のない立地環境だろうと思います。 伊藤忠太が手がけた御堂は独特の雰囲気で魅惑的な空間でした。パイプオルガンもあって、どこかキリスト教の教堂みたいでもありました。この御堂も出来た当初はきっといろんなことを言われていたのでしょう。 時を経たときに合同納骨墓がどう変わっていくのか興味深く思っています。 シェア Tweet