今週のテーマ【下からそっとのやさしさを】

2018年2月11日(日)

180211
お子さんと話をするとき目線の高さを合わせていますか。
こんなことを言われてドキッとしたことがあります。
本能的には上から見下ろされるのは恐怖を感じさせるのだそうです。

先ごろの臨床仏教養成講座でも似たようなことを拝聴しました。
相手の話を聴くときには相手と目線の高さを合わせるように、と。
そして気持ちの持ち方としては少しだけ下から目線でいるように、と。

上から目線でものを言われると見下されたようで気分の良いものではありません。
お互いに平等でありたいなら、いつでもどこでもだれとでも同じ目線が良いでしょう。
さらにちょっと頭を低くして目線を下から見上げるようにしたらどうでしょうか。

相手を敬うからこそ同じ目線よりもう一段下がった目線を心がけるのです。
それは自分を卑下するのではなくて、寄り添いたいという気持を表すものです。

 下からそっと差し出される手は、とてもやさしい手に感じられる

ということで、今週のテーマは「下からそっとのやさしさを」です。