今週のテーマ【いつかきっと】

2018年2月4日(日)

180204
今日から立春ですので暦の上では春を迎えました。
相変わらず風が冷たくてチラッと粉雪が舞っていましたが。
こんな寒い空の下でも花が咲いてくれたら嬉しいものです。

NHK朝の連続テレビ小説『わろてんか』で言っていました。
主人公の父が粉雪が舞うのを見ながらと、後に母が主人公の元を訪れた時と。
今日の外回り先で粉雪に見舞われはじめた時にその台詞をふと思い出しました。

舞い降る雪を花の散るのに見立てて言う雪の花は冬の季語です。
これを逆にして花の雪と言うと桜を雪に見立てた春の季語になります。
ヒラリハラリと舞う雪が花のようであり花が雪のようである、と。

舞う姿を見て言い表しているので諸行無常のような感じも受けます。
だからこそ、どんなに今が辛くても後には花が咲くこともある、と思えたりします。
絶対とは言わないで、いつかきっと、というくらいの励ましが、実は有り難かったりします。

 花と信じれば、どんな寒空の下でも花は咲く。(『わろてんか』藤岡儀兵衛)

ということで、今週のテーマは「いつかきっと」です。