極楽浄土の人には利き手があるのか
2018年1月20日(土)
片道1時間のお宅へご法事に出向きました。
悪天候や寒波で万が一の積雪を心配していました。
そんな不安が全く無用であるほどの青空でした。
亡きご主人は周防大島のご出身だったそうです。
家のみかん栽培はご親族が引き継がれたそうです。
お供えにと島からみかんが送られていました。
お仏壇にはお霊膳が用意されお供えされていました。
ところがどうにも不思議な並びをしていました。
法事の後で話題にあげてふれたところ、わかりました。
ご主人は左利きでいらっしゃったのだそうです。
だから敢えて左右を逆にしてお供えされていた訳です。
そこでふと一つの疑問が湧いてきました。
極楽浄土では皆さん箸を使うのは左右どちらなのか、です。
阿弥陀さまのみな平等でみな同じという誓いにもとづく極楽浄土です。
であるならば極楽の人たちには利き手がないかも知れません。
何となく右利きが多そうに思うのは勝手な思い込みのような気がします。
右利きの方が多くて左利きが少ないというのでは平等ではなくなるからです。
であるならば、右手も左手もどちらも同じに等しく使えるのかも知れません。
一体どのようになっているのだろうか、今でも気になっています。