屋号の話から膨らんだワクワク感

2018年1月10日(水)

180110
数年前、島根の浜田にあるお寺さまで不思議な光景を目にしました。
お寺の位牌檀に「○○屋」という屋号が並んでついていたのです。
同じ名字を屋号で呼び分けて区別される習慣によると聞きました。

昨年、島根と広島の県境あたりの地にも屋号があったと聞きました。
そして今日、広島市にも屋号が伝わる地域があることを知りました。
西方面では湯来町にもあれば北方面では白木にもあるのだそうです。

名字とは別に「○○屋」という屋号があるのは魅力的ですね。
しかし家という枠組みが崩れて地元から人が去ってきている今は・・・
過疎が怖ろしい速度で進むのに合わせて屋号は消えていくのかも知れません。

農漁村などの集落での屋号ですから集落が消えたら消滅していくかも知れません。
とはいえ過疎の地域に外から人が入っていく町おこしに取り組む流れもあります。
昔の屋号を引き継いだり新たに創設したりできたら魅力が高まるように思います。

本日ご挨拶に伺った先で屋号について興味深いお話を拝聴することができました。
肝心の今年取り組むプロジェクトについてもしっかりと打ち合わせができました。
帰り際に観た光景はいまのワクワクする感じを現してくれているかのようでした。