おにぎりで「ご縁」を結ぶ【臨床仏教公開講座 第6講】
2017年12月26日(火)
臨床仏教公開講座の第6講(ひとさじの会・吉水岳彦師のお話)を拝聴してきました。
『おにぎりでご縁を結ぶ 〜路上生活者に寄り添う〜』という講題のお話でした。
久々に吉水さんのお顔を拝して活動されていることのお話を拝聴しました。
「自分の選べない環境の中で精一杯に生きてきても思うようにならない人たちがいる」
「やや下から声を掛けることを心がけ安心の関係ができて声が漏れ出てくるのを待つ」
「出来ることはまず自ら善きご縁に遇い、他者にも遇っていただけるように支縁する」
自らがそして自らのお寺が路上生活者に関わられるきっかけから今までのお話でした。
苦に苛まれている方と接する中で机上学問では知れなかったことを学ばせていただかれたそうです。
ともかく自分で動き出したことから不思議なご縁に導かれて諸々の活動に携われているとのことです。
私自身も不思議なご縁に導かれて今自分がやっていることに繋がってきていると感じることが多々あります。
そんな中で簡単なことではない役割を担ってもらえないかという相談を昨日受けたところです。
迷っている最中のこのタイミングで吉水さんのお話を拝聴したのもご縁に導かれているような気がしています。
支援活動は「支縁」であるという言葉は、本当にその通りだと思います。
場所や対象は違えども吉水さんと志しを同じくして歩んでいこうと思います。