若者の自死と自殺【臨床仏教公開講座 第3講】

2017年11月15日(水)

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臨床仏教公開講座の第3講(根本一徹<紹徹>師のお話)を拝聴してきました。
『生きる意味の探求 〜若者の自死・自殺を防止する〜』という講題のお話でした。
13年間の若者の悩みに寄り添う活動から学ばれた内容は興味深いものでした。

「専門家が関わるべき以前の軽度の死にたい予備軍の若者たちには素人の方が好まれている」
「常につながっていることでの安心感はつながっていないことによる孤独感の裏返しである」
「僧侶だからこそ生死に関わることが相談しやすいので一緒に探求心を持って接して欲しい」

馬車馬のようにと言ったら失礼かもしれませんが疾走し続けているお坊さんでいらっしゃいました。
いろいろなことに積極的に取り組まれている姿勢には見習い学ぶことがたくさんありました。
おいそれと真似が出来る訳ではありませんが、少しでも近づけるようになりたいものです。

今よりもっと悩みを抱えている人たちの目に触れるところにメッセージを発信していきたいです。
あれこれ考えるよりも、ともかく「やってみなはれ」精神で動き出すことにしていきます。