ペットから人へ〜関西エンディング産業展より〜 2017年11月13日(月) 関西エンディング産業展でもペットの供養についてさまざまな提案がありました。ひときわ気になったのがこちらの「新しいカタチのぺっとのおはか」でした。結構な大きさの骨壺を木箱に入れて手元に置いて供養することができるものです。 棚の上などに安置しておくのにリビング周りでも浮くことなく馴染みそうなデザインです。表には写真を入れられるので、写真立てと骨壺箱が一体になっている仕組みはいいですね。骨壺が置かれた台座には名前などがレーザー彫りすることもできるようになっています。 家族の誰よりも丁寧に心を込めて供養したいという方は案外たくさんいらっしゃいます。それ故に、ペット供養の提案には世間一般の人たちの需要があらわれていると思います。もしかしたら私たち自身の供養にも大きなヒントとなる可能性があるような気がします。 この骨壺を入れる木箱は、納骨堂の中に何かしらの方法で並べて見せる形ができるかも知れません。思い出に残る旅先の景色とか大切にしていたモノの写真などを表に入れることができます。レーザー彫りについても名前や命日や年齢に限らず好きな言葉を選んでもらうことも可能です。 大切なペット向けの供養のかたちは人へも転用できる可能性の宝庫だなぁと思います。納骨堂を抱えるお寺ゆえに、そんなことに想いを馳せながら見学いたしておりました。 シェア Tweet