花祭壇〜関西エンディング産業展より〜

2017年11月10日(金)

171110
関西エンディング産業展でメディア報道されたと聞いたのがこちらの花祭壇です。
日比谷花壇さんが手がけられた自然派志向のようなテイストの飾り付けになっています。
お葬式や仏事には菊というイメージを払拭しているのが人気を博しているそうです。

元々は結婚式など向けの飾り付けをアレンジしたものだと聞きました。
左手前の花が摘めてある黒い箱などのグッズも転用しているものです。
柩に加えて花を置いてある棚なども色々と組み合わせ可能に提案されていました。

こうした花の飾り付け方を見て思ったのはお寺でのお葬儀のヒントになることでした。
本堂にアレンジして盛った花を柩の左右にお供えして置いたら最小の飾り付けにできます。
そうして用意した花を最後は柩に入れて出棺することもできます。

葬儀の小規模化の流れは変わらないでしょうが時代に合わせて様々な工夫が出来そうです。
お寺の本堂で小さなお葬式をなさりたい場合、大いに参考になる展示でした。