平和ポスター優秀作品プロジェクション

2017年10月17日(火)

171017-3
お寺のギャラリー KOMACH ARTPLACE でプロジェクションを始めました。
広島平和ポスター学生コンペティションの入賞作品15点を紹介する3分の映像です。
映像資料はデザイナー&アートディレクターの納島正弘さんにお借りしています。

171017-2
この映像で紹介している学生さんたちの15作品は、どれも面白くてとてもステキです。
将来きっとデザイナーとして羽ばたいて活躍する学生さんもいらっしゃることでしょう。
ほんのわずかばかりではありますが、彼らの未来に力添えできていたならば嬉しいです。

171017-4
実はこれは今月29日(日)にお寺の二階講堂で開催する「ZERO PROJECT」に先駆けてのことです。
世界で初めて原爆投下後の広島の惨状を伝えた『ヒロシマ』を著したのはアメリカ人記者のジョン・ハーシー氏でした。
彼の孫であるアーティストのキャノン・ハーシー氏がお寺で対話とアートづくりのワークショップを行います。

中国新聞月曜日の平和欄で何度か紹介された「ZERO PROJECT」三部構成のイベントの第二部です。
午前10時から午後6時まで日本とアメリカの大人や学生さんや生徒さんなどが参加される予定です。
事前登録した参加者以外の方にも広く見学していただけるように企画されているイベントです。

ということで会場担当というのに加えて実施に向けていろいろと下準備をお手伝いしています。
お寺のギャラリーではプレ・イベントとして27日(金)からキャノン氏のアート作品を展示します。
そのもう一つ前に、プレ・プレ・イベントとしてのプロジェクションを始めた、という訳です。

171017-1
来月、ニューヨークのタイムズ・スクエアの巨大スクリーンで投影し、世界にも紹介予定になっている学生さんたちの作品です。
彼らはポスターをデザインするにあたり、資料や文献を調べ、思考を巡らせ、改めて過去の歴史や今も争いが絶えない理不尽な現実を学んでいます。
自分なりに咀嚼し表現したデザインの行為は平和を希求する思想に繋がる、と納島正弘さんは仰っています。

お近くにお越しの際は、ガラス越しにはなりますけれども、ぜひ見ていただければ幸いです。