自然豊かな中にある墓所
2017年10月5日(木)
高台にあるお宅へ年回法要のおつとめに伺いました。
その後でさらに上へ登ったところにあるお墓で納骨廻向をいたしました。
納骨されるのを待っていたらどこからか飛んできた蝶が花に止まりました。
周りが開けていないところなので自然に囲まれている墓所でした。
亡き方が海がお好きだったということで海が見える立地でした。
納骨廻向のおつとめをしているとお墓に供えた花に来客がありました。
ハチのような鳥のような生物が飛んできて花の蜜を吸っていきました。
空中に羽ばたきながら静止したままで花に口から伸びたストローのような器官を突っ込んでいました。
二つ三つの花から蜜を吸い終えたらどこかへと飛び去っていきました。
鮮やかな体色をして空中でホバリングする姿はハチドリかと思うような様子でした。
気になったのでいろいろと調べてみたところオオスカシバという蛾の一種だったようです。
透明な翅を高速で羽ばたかせているので飛んでいる姿は翅が生えていないように見えました。
ネットで検索したら無料素材の中にオオスカシバの画像がありました。
蝶が止まっていた花と同じ百日草の蜜を吸っているところのようです。
このような写真が撮れたら楽しいでしょうね。
海が見えるお墓にお骨を納めていただかれた亡き方をお参りするのは虫たちもいました。
こうしたお墓は墓じまいが増えてきているこの頃では減っていく傾向にあります。
でも自然が豊かな中にある墓所というのもステキなものだと思います。