向き合う相手への敬意

2017年9月18日(月)

170918
広島東洋カープが8度目のセ・リーグ優勝を決めました。
昨年は東京ドームで、今年は甲子園球場で、胴上げでした。
歓喜の瞬間に立ち会いたかったですが、そういう訳にはいきませんでした。

普段からユニフォームを身に纏った人が広島の街では見かけます。
ですが今日は一段とたくさんの人が赤や白のユニフォーム姿でした。
まるで流行りのファッションになったのかと思ってしまうくらいです。

勝負の世界では勝つこともあれば負けることもあります。
勝ったことを喜ぶことは誰でもできることです。
でも勝ったときにも忘れてはいけないことがあると思います。

勝てば官軍と言いますが勝ったら何でも許される訳ではありません。
勝負の場で挑んだ相手への敬意は常に忘れてはならないことです。
優勝した時であっても対戦相手やそのファンの気持ちはおもんぱかるべきでしょう。

思い出すのは昨年の日本シリーズで日ハムが優勝したときの栗山監督の言動です。
優勝インタビューで対戦相手のカープへの敬意が込められた言葉には心動かされました。
日ハムに負けた恨みを抱くよりも負けても勝者を讃えたい気持ちにさせてもらいました。

どんな場面であっても向き合っている相手への敬意は持っておきたいものです。