日想観っぽいのが好き

2017年9月14日(木)

170914
太陽が沈む西方の十万億の仏さまの国を超えた先に阿弥陀仏の極楽浄土があります。
太陽が沈みゆくのを眺めながら行う「日想観(にっそうかん)」というものがあります。
この日想観は『仏説観無量寿経』というお経の中に詳しく説かれています。

実際にお経の中に説かれている通りに実践するのは極めて難しいです。
ですが太陽が沈むのに出会うと「あっちに極楽浄土があるんだな」と思います。
だからという訳ではないですが日が暮れて暗くなっていくのを眺めるのは好きです。

秋分の日が近づいてきて太陽が沈む方角も段々と真西に近づいてきています。
夕暮れ時に美しい夕焼け空と沈みゆく太陽に出会ったら思い出してみてください。
西の方の遥か先にある極楽浄土に阿弥陀さまがいらっしゃることを。

そんな感じで日想観っぽいことをしてみるのも案外といいものですよ。
さらには手を合わせて「南無阿弥陀仏」とお念仏していただけたら最高です!