ゆっくりと待つ心 2017年9月11日(月) 歳を重ねて病を患い体力が落ちていくことは逆らえないものです。何年も経ていくなかでそのようなお姿に接することが多くあります。お身体のお加減についてお尋ねしてもいいかどうか悩むこともあります。 光が照らす部分にばかり眼を向けていると闇は眼に映りません。光から闇に眼を向けなおしても闇の中はすぐには見えません。眼をゆっくりと闇に慣らせたら、ようやく闇の中が眼に映ります。 つい自分の眼に映るものだけから言葉を発することばかりです。でもこちらから言葉を発しない方がいい時があるように思います。ゆっくりと待つことではじめて出逢える言葉があるからです。 自分中心から離れるよう試行錯誤をするも反省を繰り返しています。それでも少しは良い方向に進めているならば幸いです。これもゆっくりと待つ心でいくしかありません。 シェア Tweet