坂村眞民と一遍上人 2017年9月6日(水) 昨日の研修では砥部にある坂村眞民記念館にも立ち寄りました。坂村眞民さんの娘婿である館長さまに貴重な講演をいただきました。10年一緒に暮らした家族の視点も加えた眞民さんについての話でした。 眞民さんは広く仏教そしてお釈迦さまに感心を持たれていました。中でも地元に縁のある一遍上人には非常に惹かれていらしたそうです。一遍上人の生き方を通して眞民さん自身も追い求めていらっしゃいました。 いきいきとさらさらとひらひらとさえざえと身軽であること。一遍上人を讃えた詩「身軽」の前に小さな一遍上人像も安置してありました。眞民さんのお墓は一遍上人の近くにと願われて先に訪れた寶厳寺さまにあります。 独自独学の書体が魅力的な眞民さんの詩&書の作品をたくさん拝見しました。伺うところによれば書は八十歳を超えてから本格的に始められたそうです。歳を重ねて何歳になっても挑戦していくことは素晴らしいことで感服します。 挑戦ということで俳句づくりを続けたら楽しそうだなというのを思い出しました。書についても眞民さんを想えば今からでも充分に精進できますね。何事も飽くなき好奇心でもって楽しく突き進みたいものです。 シェア Tweet