聖句が響いてくる

2017年8月29日(火)

170829
地元広島県のお坊さんが集まる年に一度の講習会に参加しました。
講師のお一人が女学院大学准教授でチャプレンの澤村雅史先生でした。
昨秋にも別の講習会で一度拝聴していまして今回は二度目のご縁です。

本当に優しい雰囲気満載でステキなお人柄な方だな〜と思います。
そんな澤村先生のお話で一番ズキューンときたのがこちらの聖句でした。
「わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます」

キリスト教も仏教も、このあたりは全く同じ視点だと改めて感じました。
「見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです」
過ぎ去るとか永遠に存続って諸行無常と仏法に置き換えたらピッタリです。

普段の生活の中で「見えないものに目を注ぐ」と言ったら不審者扱いされるかも知れません。
基本的には眼から入ってくる情報に頼り切って朝起きてから夜寝るまで生活しています。
でも実際には、信頼とか愛情とか、いろんな見えないものに支えられているんですけどね。

他の教えの良さを学ぶことで、自分の旨としている教えの良さも際立ちます。
講義の後で澤村先生とお話していると、嬉しいことに大いに共感いただきました。
澤村先生にもっと教えを学べるご縁がまたあることを願っています。