落ちたタイサンボクの実 2017年7月28日(金) 毎年夏に参加しているボランティアの清掃活動があります。世界各地から広島の原爆式典に参加される方をお迎えするためのものです。恒例の清掃担当区域にはゴミがほとんどありませんがこのような実が落ちていました。 いくつも落ちているのですがもちろん誰かが落としたものではありません。不思議な形が気になったので調べてみたところタイサンボクの実でした。花が咲いたあとに残った実の部分が根本から落ちたものでした。 今の時期に落ちてしまった実は木自身が落としたものでしょうか。付き方が落ちやすかったとか風とか鳥が落としたものかも知れません。可能性としては何百個もの種ができそうなのに途中で育たなくなる実もあるのですね。 木から落ちずに残った実は熟すと赤い種が出てくることが分かりました。しっかりと育ちそうな種を厳選できるように木が多すぎる実を落としているでしょうか。運良く残った種が落ちたとしても、その種から芽が出ることは稀でしょうね。 夏が過ぎて秋になったら落ちずに残って熟した実が残っているかも知れません。お彼岸が明けた頃にでも赤い種を探しに行ってみたいと思います。 シェア Tweet