人生二度目の感涙体験

2017年7月22日(土)

170722
奈良国立博物館の特別展「源信」には極楽にまつわるものも展示されています。
じつは最も思いがけず拝顔の栄を賜った中で最も感動したのは坐像でした。
即成院の二十五菩薩坐像の三体が並ぶ一番左の宝蔵菩薩さまのお顔でした。

人生で二度目となるお迎えのお姿を拝んでの感涙体験でした。
なんというお優しい顔でこちらに微笑んでくださっているのでしょう。
もし許されるなら、このまま時が止まってくれたら、と思いました。

もちろん真ん中の普賢菩薩さまも右の徳蔵菩薩さまもステキでした。
お寺にお参りして拝むよりもグッと近くで拝めるようになっていると思います。
この菩薩さま方を拝めただけでも奈良まで足を運んだ甲斐があったというものです。

後期展示では違う菩薩さま三体が並んで待っていてくださいます。
きっとまた感涙しそうになってお念佛にも精が出ることでしょう。
やはり一ヶ月後にまた奈良へと向かえるよう整えねばなりませんね。