正しさを押し通さない

2017年6月17日(土)

170617
自動販売機脇のゴミ箱の口をドリンクの容器が塞いでいました。
このまま無理矢理のように押し込んだとしても、中に入りそうにありません。
いったん容器を引き抜いてから蓋を持ち上げて中に捨て直しました。

厄介な問題が起きてから対処に苦慮したことを思い出しました。
解決策を巡って意見が二つに割れてしまって言い争いになりました。
一番優先されるべきは少しでも早く問題が解決されることでした。

時間が刻々と過ぎるのに耐えかねて相手側の意見に譲ることにしました。
もし押し切ったとしても相手側にモヤモヤが残るのが嫌だったのもあります。
自分の側にモヤモヤ感を残さないために、すぐ忘れることにしました。

結局のところ、どちらが正しかったのかは誰にも分かりません。
もし正しさを押し通して言い勝ったとしても相手側に遺恨が残ります。
恨みは忘れないものですし、恨みは新たな恨みを生むことにつながります。

自分の方が絶対に正しいと思うときこそ、正しさを押し通すのは要注意です。