相手の想いも受け止めて相談を

お盆の時期になると盆灯籠が並ぶのを見て
墓じまいを先送りしていたのを思い出して
納骨堂見学に来られた方の話を伺いました。

これまでは田舎に車でお参りしていたけど
病を患われて車の運転が難しくなったので
お墓とお寺とのお付き合いをお悩みでした。

ご夫婦はお骨を出して持って来たいけれど
子どもは将来的に面倒を抱えたくないので
お互いの想いが少しすれ違っておられます。

お互いに大切に想っていることがおありで
どちらの想いも共感できて納得できるので
両方の想いを損なわない道を模索しました。

フッと降りてきたアイデアをお伝えしたら
お気に召したようでお子さまに相談をして
今度は一緒に連れてきますとのことでした。

焦らず急がずまずはしっかりご相談されて
無理矢理お連れしないようお伝えしました。
慌てなくても大丈夫ですからと申し添えて。

ご縁があればまたお目に掛かれるでしょう。