お寺の小さな小さなお葬式

2017年10月16日(月)

171016
お寺で小さな小さなお葬式を執り行いました。
祭壇は本堂でなくて書院の仏前に設えました。
といっても柩が花で埋められる花祭壇でした。

お寺でのお葬式だと喪主さまとお話できる時間がたっぷりあります。
しかも枕経と通夜を分けて執り行えたので余計にお話ができました。
というよりも喪主さまのお話をゆったり伺うことができたのでした。

亡き方との思い出のお話をたくさんお聞かせいただきました。
母一人娘一人、二人三脚でのお暮らしでいらっしゃいました。
これで独りぼっちになるのがとても怖いとおっしゃいました。

姿は見えなくても亡きお母さまはずっと寄り添ってくださいます。
そして仏さまも亡きお母さまと一緒に見守っていてくださいます。
だから決してそんなことはありませんよ、と申しあげました。

結果的には喪主さまには非常に有り難い時間だったそうです。
お寺でのお葬式だったからこそ、そうした時間がとれました。
小さな小さなお葬式もやはりお寺でされるのをお勧めします。