看取れなかったのが心残りで

2022年3月1日(火)

220301
ネット検索から納骨堂の見学に来られた方の話です。
ご実家は山陰ですが父方の実家は四国にあるけれど
お墓は近くが良いと考えて探しておられるそうです。

そもそも昨年の晩秋にお父さまがご逝去されたので
ご自分の近くにお参りできるお墓が欲しいと思って
広島市内で納骨堂を探していらしたということです。

いろんなご事情を一つひとつ紐解いて伺っていると
お父さまの最期に立ち会えずに看取れなかったのが
ずっと心に引っかかって辛い想いをされていました。

さまざまな想いが胸の内を駆け巡っておられたので
それらを少しずつゆっくり聴かせていただきました。
人に話すことは辛さを手放すことにつながりますね。

ここの納骨堂が良いと思ってくださったようですが
急いで決めようとせず皆さんと充分に相談した上で
具体的な話になればまたどうぞとお見送りしました。