見よう見まねの幼子にほっこりする

2022年2月21日(月)

220221
先ごろのお葬儀に小さなお子さまが参列していました。
お通夜が始まる前から天真爛漫に振る舞っていたので
無理に静かにさせず自由にしてもらうよう伝えました。

ちょこまか動き回るのを親御さんが抱きかかえたら
大きな声を出しはじめたので途中で連れて出されて
お焼香をしたらまた抱えて出られたご様子でした。

親御さんがうるさくしてすみませんと詫びられたので
私は全く構わないので気にしないようまた伝えたら
親御さんの笑顔を見てお子さまもニコッとしていました。

お葬儀のあと棺にお花やお供えを入れてお別れした最後に
ご参列の皆さまに手を合わせいただきお念仏したときです。
お子さまも合掌して頭を下げて大きな声でお念仏されました。

誰に言われたからでもなくご参列の皆さんと一緒に
小さな曾孫さまが手を合わせてお念仏を唱えるお姿を
亡き曾祖母さまも有り難く喜んでくださったことでしょう。

大人の後ろ姿や振るまいを見て子どもは真似するものですが
とても心がほっこりする温かな気持ちになった瞬間でした。