Erase to Memory 〜覚えるためにまた消して〜 2021年12月27日(月) 昨日からの雪は今朝には薄らと積もっていました。雪に覆われた景色は色が白に消えてキレイですね。でもこのくらいの積雪で済んでくれて幸いでした。 平原慎太郎さんのOrganWorksがプロデュースした「Erase to Memory」という名のダンス公演を観ました。「覚えるためにまた消して」って面白いと思います。 ビル・エバンスのRomainが演奏される中でのダンス。それが4度も繰り返されていく様は同じようで違っていて。記憶の断片を掘り起こしているようにも感じられて。 無意識の海には消えて忘れたはずの記憶が沈んでたまっているけど忘れたことも忘れていても何となく覚えているような感じもあり。でもふと浮かぶものは無意識から生まれてきているようでもあり。 このところ紡ぎ出すということを考えているなかでフッと降ってくるように感じるのはどこからきているのか記憶の断片をどう拾い上げて生まれてくるのか、と思い巡らせていて。 そんなタイミングで今回の「Erase」というキーワードは記憶の中に消していくという新たな視点をもらったようでとてもとても貴重で面白くてワクワクする出逢いとなりました。 これから「消す」という言葉をじっくりと思索してみます♪ シェア Tweet