利他をめぐる話に

2021年12月22日(水)

211222
お寺に尋ねてきた方とお話していたときに
コロナになってからあちこちでよく耳にする
「利他」という言葉の話題になりました。

もちろん人のために何かをするというのは
とても素晴らしいことでステキだと思います。
でも人の為ってかなりアヤシイことも多くて…

誰かに何かをしたとき相手が気づかなかったりすると
「あれだけやってやったのにお礼の一つもなくて…」
と見返りを求めてしまっているようなら危険ですね。

自分がやりたいから人に何かをしているのなら
結果的に人のためになるのは嬉しいことですが
別に反応やお礼がなくても気にならないはずで。

そんなことを言ったら「あ〜それは気づいてなかった!」と。
自分を振り返ると見返りを求めていることってけっこうあるのに
気づいてなかったそうで「気をつけなきゃ!」ということでした。

見返りを求めてないとき一つ難点があるとすると
自分がやったことを自分が忘れてしまっていることですね。
後からお礼を言われて「???」となることもよくあります。

単に記憶力が良くないのか結果的に利他になっているのか…
ほどよく利他になっているとしたらいいなと思っています♪