想いを話して聴いてもらうこと 2021年11月25日(木) ずっと啜り泣きされているお通夜がありました。最初の病気が見つかって治ってまた見つかって幾度にもわたり闘病を乗り越えられた方でした。 ご家族の皆さまは何度も覚悟するよう言われそれでも乗り越えて来られたので今回もきっと元気になってくれると思っていらしたそうです。 しかし今回は容態が回復されませんでした。おつとめの前までは気丈に振る舞われていてもいざ始まったらこらえきれなかったようです。 おつとめの後で静かにお念仏を称えているなかお一人ずつ枕元でお別れの刻を持ってもらい心の中に抱かれる想いをお話していただきました。 昔から耳は最後まで残ると言われていますので確かに想いを聴いてくださったことでしょう。お通夜は亡き方にもご家族にも大切な場だと思います。 シェア Tweet