終わりも始まりもどう定めるか

2021年6月21日(月)

210621
今日は一年で一番昼の時間が長い夏至の日ですね。
夕陽は真西よりもはるか北側に沈んでいきました。
夕焼け空に浮かぶ雲が燃え上がるように鮮やかでした。

先日開催したワークショップの振り返りをして
良いところ改めるところなどを話し合うなかで
改めて参加者の言葉を噛みしめなおしています。

終わりを決めるということは始まりも決まるから
終わりの決め方の基準が定まることによって
始まりの決め方も基準が定められてくる、という内容です。

何もないところからある瞬間に一つの命が生まれてくるのですが
命が生まれたとみなさなければ命はそこに存在しないことになり
命が存在しないことになれば死も存在しないことになります。

「どの瞬間に命が誕生したことになるのか」
という非常に悩ましい問いかけをいただきました。
受精した瞬間か着床した瞬間かそれとも何かができた瞬間か。

ひとたび命あるものとして存在すれば命終の瞬間もあるわけで。
生老病死を考えるとき命の最初と最後がいつと定めるかは大事ですね。
振り返りの時間が終わってからも頭の中をグルグル巡っています。