ありのままにあるがままに

2021年2月11日(木)

210211
大切な人をなくすのは辛くて切なくて悲しいことです。
お話を聴かせていただく身にもひしひしと伝わってきて
何とも言葉をかけようがないということもあります。

お通夜の前にお話を伺おうにも言葉が出てこられなくて
涙が頬を伝ってマスクを濡らしていらっしゃいました。
沈黙を破った一言は「涙が止まらんのですよ…」でした。

しばらく頷くことしかできませんでしたが
涙が止まらないときは思い切り泣いてもいいし
泣けないときは泣かなくていいんですよ、と申しあげました。

いつかは…と予期していてもいざ別れの瞬間がきたら
心の内はジェットコースターのように揺れ動きます。
揺れる心を無理に抑えずありのままあるがままで大丈夫ですので。

たくさんの色とりどりの花で埋め尽くされた棺を一緒にお送りしました。。。