蝙蝠の飛ぶ稲田の日暮れ 2017年8月10日(木) 今日は道路がどこもかしこも混み合っていました。見慣れない県外ナンバーの車をたくさん見かけました。世間では明日から三連休なので早めの休暇という方が多いのでしょう。 遠方までお盆の棚経参りに車ではなくスクーターで行きました。風を感じながら走っていると鼻腔に色々な匂いを感じることがあります。夏の水田の匂いには遠い昔の懐かしい記憶が蘇るような気がします。 水を張った稲田の上空を蝙蝠が舞っていました。子どもの頃は夕闇が迫る頃によく見かけたものです。最近はお寺の周りで全く目にすることがなくなりました。 街中生まれの街中育ちで都会暮らしが好きな私です。でもこうした広々とした空が見える景色は大好きです。ゆったりした時の流れに身を置いてのんびりできるような気がします。 遠くまでさえぎるもののない空が広がるところで生活できたらいいなと思います。もちろん無いモノねだりでワガママで気まぐれな気分であることはわかっています。それでもお盆の頃にこの道をこの時間帯に通ると、そんな想いを胸に抱きます。 シェア Tweet