次世代のお墓の行方

2017年8月8日(火)

170808
お葬式のあとで骨上げと初七日取り越しのお勤めをご自宅でいたしました。
それに加えてお盆の棚経もご一緒に予定日より早くお勤めしました。
今年も一緒におつとめできるものと思っていましたが無常の風はいつ吹くかわからないものです。

これまでは亡き方が仏事に関することすべてを取り仕切っていらっしゃいました。
自分たちの番になったお子さま方はどうしていいのかわからないと仰います。
お勤めを終えた後で、いろいろとこれからのことを尋ねられました。

一番悩ましいのはお墓の継承をどうするか、ということでした。
亡き方は「私の死んだ後はみんなの好きなようにしていい」とおっしゃっていました。
お子さま方は遠方にある昔からのお墓を近くに引っ越したいと考えておられるようです。

まずは関係する各方面にご意向をお伝えしてお伺いをたてられることをお薦めしました。
もしも難しい問題が出てきたときは「いつでもご相談ください」と申しあげました。
相談ではなくて「こう決まりました」という善い報告が伺えることを願っています。