仏教要語を分かりやすくかみくだいたら

2020年8月12日(水)

200812
お盆の棚経に伺うとほぼ全てのお宅でコロナの話題が出ます。
同じ話題でもいろいろな考え方や感情が言葉になって表れてくるので
どんなお気持ちなのかどんな状況なのかが見え隠れして感じられます。

前向きにできることを精一杯やっていくしかないという話をしたお宅で
カレンダーに貼り付けられていた「あいうえお作文」に目が留まりました。
どこかで見かけたという「幸せのはひふへほ」というメモです。

 は…半分でいい
 ひ…人並でいい
 ふ…普通でいい
 へ…平凡でいい
 ほ…程々でいい

なにごとも欲張らず「足りている」感を大切に生きていくこと。
仏教要語の「少欲知足」や「吾唯足知」について
とても分かりやすくかみくだいて説明してくれています。

コロナは世の中の変化を5年や10年以上も早めたと言われますが
こうした生き方はコロナ時代の前も後も変わらないですね。