ユーモアの効用を活かす

2020年2月19日(水)

200219
ひろしまSottoのフォーラムに参加して講演を拝聴しました。
精神科医でホスピス医でもある淀川キリスト教病院の柏木哲夫先生です。
講題は「ケアする人に必要な人間力」でして今とても気になる内容でした。

最後に強調されたのは「ユーモアは立場の壁を崩す」というお言葉です。
ユーモアは人間だけに与えられた、神的と言ってもいいほどの崇高な能力である。
V.フランクルの言葉を引用された後にドイツのユーモアの定義をご紹介くださいました。

「にもかかわらず笑うこと」と「愛と思いやりの現実的な表現」である、とのことです。
ただしユーモアは考えてから言うものであり周りを考えず言い放つ駄洒落とは違うそうでして。
実例を交えながらご紹介されたユーモアの効用をぜひ活かしていきたいと思います。