ゾーンに入る 2017年7月7日(金) カープOBの廣瀬純さんにお話を伺う機会がありました。15打席連続出塁の日本記録を達成された時のことを尋ねました。そのお答えの中で「あの時はゾーンに入っていました」と仰いました。 周りの応援が静寂の彼方に聞こえて全神経が研ぎ澄まされた境地だそうです。どこに投げられてもカットもできれば打ち返すこともできる感覚だそうです。プロ人生の中でも数回しか体験できなかったうちの一度だったとのことでした。 この話をカープファンが集う別の場所で雑談している時に紹介しました。さすがはプロの野球選手なのだと大いに盛り上がりました。きっとスポーツの世界に限らず他の世界でも有り得ることなのでしょう。 もしゾーンに入れるなら、どんな時がいいと思うかという話題になりました。三味線を習っている人は演奏中にゾーンに入ってみたいと答えました。別の人は誰かに嫌なことを言われて責められている時がいいと答えました。 私なら人前で話をしている時に入ってみたいですね。どの人がどんな受け取り方をされているか感じられたり。次に何を話したら深く伝わるのか自然と感じられたり。 ゾーンに入っている研ぎ澄まされた感覚を体験してみたいものです。 シェア Tweet