継続されてきた嬉しさと未来への願いと

2019年11月27日(水)

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全国浄土宗青年会による別時念仏会がお寺の二階講堂で開催されました。
全国から120人を超える若手のお坊さんが一堂に会してのお念仏です。
それだけでも有り難いことですが個人的にも感慨深いものがありました。

この別時念仏会の初回立ち上げに携わったところから全国の青年会との関わりが始まりました。
14年前の4月17日に元祖法然上人の八百年大遠忌に向けて岡山誕生寺お会式で第1回目が行われました。
その時お坊さんもお参りの人も一緒にお念仏するために作成された携帯木魚が今日も皆さんが使っていました。

あれから全国の青年会でたくさんの貴重な経験をさせていただきました。
創立40周年のときも八百年大遠忌のご祥当のときも希有なご縁を賜りました。
そして50周年を迎える今期に再び若手のお坊さんたちとお念仏を申せるとは想いもしませんでした。

心を込めて取り組んだことを後に続く世代が継続していてくれるだけでも有り難い限りなのに。
私のお寺を会場として今日の素晴らしい別時念仏会を開いていただけたご縁は本当に嬉しかったです。
全国のどこかのお寺で毎年続けているこの別時念仏会が未来も続いていくことを心より願っています。