都合の悪いことを見抜ける力を 2019年9月5日(木) ちょっと前のことですが空き時間に映画館に滑り込みました。ずっと観たかった「新聞記者」をようやく観ることができました。とても良い映画なのにメディアでは全くというほど紹介されませんでした。 昨日より香港で逃亡犯条例の改正案が撤回されたと報道されています。為政者の動きに関心を寄せ未来を守る行動をとった多くの人たち。その中にはたくさんの若い世代がいたということに敬服します。 もし同じ状況が今の日本で起きていたらどうなっていたでしょう。自ら率先して行動を起こしたら出すぎた杭になってしまうのを恐れずにいられるか。強烈な同調圧力に押しつぶされもせず空気も読んだりせず忖度をもせずにいられるか。 たくさんあふれかえっている情報に惑わされずにいること。誰かの都合で流される偽の情報を鵜呑みにせずにいること。誰かに忖度してしまうメディア以外もアンテナを張ること。 映画の中に描かれているのは限りなく真実に近い現実かも知れません。世界で起きている状況は知らないだけで明日の我が身かも知れません。欺いたり隠したりされる都合の悪いことを見抜ける力を身に付けたいと思います。 シェア Tweet