善きご縁は良き習慣から

2019年6月26日(水)

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お寺の未来の井出さんがリリースされた記事を読みました。
お寺を取り巻く世界を外からの視点で「ご縁」について書かれています。
とてもステキな内容でして3〜5分で読めますのでぜひご一読ください。

普段は特に意識していませんが善いことがあったときに「ご縁ですね」と言いがちです。
そして悪く感じるときは単にご縁と言わずにあえて悪縁と区別して言っています。
そもそも「ご縁」そのものには善も悪もないのにもかかわらず、です。

ご縁はご縁でしかなくて「善い」とか「悪い」とか感じるのはこちら側の都合です。
その時に都合や具合が善いか悪いかで好き勝手に善きご縁や悪縁と言っているに過ぎません。
悪縁が善きご縁になることもあれば善きご縁が悪縁に変わることもあるにもかかわらず。

ただし善きご縁が善きご縁へとつながっていくように感じられることもあれば。
悪しきご縁が悪しきご縁へと連鎖してしまうように感じられることもありまして。
だからこそ善きご縁と感じられるご縁を大切に育んでいくことを尊びたいですね。

そのためには普段から良き習慣を心がけて諸々のご縁を善く感じて喜べるよう心がけたいものです。
とても遅れ馳せとなった今日の梅雨入りを招いた柔らかな慈雨を喜ぶ紫陽花のように。