強烈な衝撃を受けた感動の講義に遇う 2019年6月5日(水) 高松へ足を運んで浄土宗中国四国地区の講習会に参加しています。極めて豪華な講師陣による垂涎モノの講義ばかりでして。ここ数年で一番強烈な衝撃を受ける最高な感動がありました。 それは下田正弘東大教授の「大乗経典と浄土教」でした。最新の仏教研究を踏まえた聖典と書記経典のお話もですが。究極は「名」に仏教の歴史が集約されたというご指摘には鳥肌が立ちました。 機会が許されたので講義の後と懇親の席で質問をさせていただきました。大乗仏教は浄土教に限らず「名」に集約されるのではないか、と。葬儀などでお授けする「名」について考えられる意義について。 浄土宗だけでなく日蓮宗や真言宗なども「名」は言及できますね。風呂敷を広げるなら宗教という枠にまで及ぶとも言えると思います。また戒名の意味合いについても新たな視座をいただきました。 明日はこれまた非常に楽しみな平岡聡京都文教大学学長の講義があります。この講師陣をお呼びくださり講義を実現くださった皆さまには心より感謝いたします。 シェア Tweet