愛しいからこそ執着しすぎないように

2019年6月1日(土)

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未央柳(びようやなぎ)が美しく咲いていました。
雌しべの周りにたくさんの雄しべがこんもりと生えています。
生存競争に生き残るためでしょうがフワッとした感じが美しいですね。

成人して働いているお子さまのお世話を甲斐甲斐しくされる方がいらっしゃいます。
お子さまが可愛いからこそ手を掛けて面倒を看ていらっしゃるのでしょう。
お子さまも家事をしてもらえたり出費を抑えられたりして助かるのかもしれません。

当人たちには子離れや親離れをしないままの関係性はお互いに快適なのでしょう。
お互いに相手に必要とされ依存し合っているのは承認欲求を満たしてくれます。
でもそれがお互いとって良いことなのかどうかは疑問を感じてしまいます。

愛しいがゆえに親子が執着しすぎてしまうのは不自然であると思います。
もしかしたらそう思う私のほうが今のご時世では不自然なのでしょうか。
自然界の中で厳しさに遭うからこそ逞しくも美しくもなるのですけどね。