気づいていないだけで確かにそこに存在する

2019年5月11日(土)

190511
萌え出づる新緑と晴れ渡る青空と少々の白い雲が美しいと思って切り取った画像を見返していました。
画面の汚れかポツンと離れた雲があるように思って拡大してみたところにあったのは月でした。
その時には目に入っていなくて気がついていませんでしたが空の向こうには月が昇っていたのですね。

七日参りと四十九日と納骨と初盆についてお尋ねの方がお参りくださいました。
ご出身の地元ではご親戚がお寺さまとおつきあいがあるそうなのですが。
広島でお葬儀のご縁があった当山へ今後についてのご相談にお越しになったのです。

お葬儀のときに地元からご親族の皆さまがお参りになさっていらっしゃいまして。
ご親戚の皆さまが「あの和尚さんのところなら頼んでもいいんじゃないか」と言われたそうで。
それで今後のことについてお世話になりたいので相談させてもらいたい、ということでした。

何かのきっかけがあって空に浮かぶ月にこちらが気づいたら月が確かに見えるようになります。
再び結ばせていただけたご縁に巡り逢えたおかげでご縁が確かにあったことに気がつきました。
このご縁をしっかりと大切にしていつも結ばれていることがわかるよう努めて参りたいと思います。