小さな疑問から倶会一處でご縁を

2019年3月23日(土)

190323
四十九日法要の後で墓苑に移動して納骨のおつとめでした。
お墓の竿石の「倶会一處」が読めなかった若いかたにご親族が読み方を伝えていらっしゃいました。
言葉の意味合いまで丁寧にお伝えくださっていたのは感動的だったといいますかとても嬉しかったです。

周りには「●●家之墓」や「南無阿弥陀佛」という墓標が多いのは地域的特色でしょう。
良く見ると「南無釈迦牟尼佛」や「南無妙法蓮華経」もあるし「奥都城」と刻まれているお墓も。
古いお墓がほとんどないので「涅槃城」は見なかったですが「密厳浄土」というのがありましたね。

この「倶会一處」は阿弥陀経の一節に出てくる言葉なのですよ、と私からも申し添えておきました。
こうした小さな疑問からお経や仏教にも興味を持つご縁になっていただけたら有り難いですね。
いろんなところでさまざまな種まきを心がけようと思ったお彼岸のひと時でした。