顧客情報入手法

2019年1月4日(金)

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今朝の中国新聞の一面に「顧客情報入手法」とありました。
何か妙な法律だなぁと思ったら後ろに「リスト化」がついていて。
それを見落としただけだったのですが「顧客情報入手法リスト化」って・・・

本分までよく読んでみたら怖ろしい事実を指摘しているではないですか。
検察当局が300弱の企業や団体から個人の情報を入手できるリストがあるというのです。
しかも情報の種類、保有先、取得方法が記されていて裁判所などの礼状なしで取得できる、と。。。

犯罪捜査に有益な場合も有り得るでしょうが不必要に個人の情報を収集することもできますね。
交通系会社、クレジットカード、コンビニ、ドラッグストア、レンタルビデオ、各種ポイントカード・・・
健康状態も思想信条も趣味嗜好も丸裸になるし顔写真も運転免許証の写しなどから入手できるし・・・

SNSなどでネットに書き込んだ記録も当然のように連携されるでしょうけど。
そこにAI技術を活用したパトロール機能でもって情報を監視されてしまったら・・・
いやいやいや、超絶監視社会なんて・・・ちょっと待ってください、と言いたくなりますね。

スタバでニューヨークチーズケーキ食にチラッとラテを入れて写メして。
嬉しそうにハッシュタグつけてインスタにウェ〜イなんてアップしてたら。
もう趣味嗜好満載の個人情報をダダ漏れに垂れ流しているって訳です。

まぁこんな程度の情報ならいくらでもお集めいただいても痛くも痒くもありませんが。
でもやっぱり不必要に個人の私生活を収集されてしまうのは嫌だなぁと思うわけです。
そしてたくさんの人が「嫌だなぁ」と思って「そんなの止めて」と言う流れが大きくなってねと願っているのです。