浄土真宗 meets 木魚 with お念仏

2018年9月4日(火)

180904
未来の住職塾でご縁をいただいたお寺さまが団参にお越しくださいました。
巨大台風21号の接近が懸念されていましたが島根からご無事でのお到着です。
せっかくのお参りでしたのでこのお寺について話すだけでなく体験もしていただきたく考えていました。

というのも皆さまは浄土真宗本願寺派のお寺のご門徒ご一行さまでしたので木魚には馴染みがないと思ったわけです。
そこで木魚を椅子と一緒に用意しておき、皆さまに木魚を打ちながら唱えるお念仏をご一緒いただきました。
三種類のお念仏について話した後で、時間にして5分くらい約200遍ほどひたすらお念仏をお唱えいたしました。

最初は木魚のリズムがバラバラになるかと思いましたが、予想以上に木魚が揃って聞こえるお念仏でした。
後でお茶しながら感想を尋ねると、木魚を打つ手が疲れたと皆さまがおっしゃったのには驚きました。
同じ浄土門のお念仏でも普段とは違うお念仏の体験から何かを感じていただけたら幸いです。

三拍子の頭を強く打つ方がいらしたのは、お寺でのヨガでお念仏していても時どきありますね。
抑揚をつけずフラットに一定のリズムで木魚を打つよう初めての方には説明すべきだと感じました。
浄土宗的には短い時間でしたが「浄土真宗 meets 木魚 with お念仏」のひと時は非常に有り難かったです。