小型化して旅する仏壇〜エンディング産業展より〜

2018年8月27日(月)

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エンディング産業展の中で感じたのは「小型化」が進んでいたことです。
その到達点の一つは小さくて持ち運びも可能にした「旅する仏壇」でしょうか。
伝統工芸士による手仕事の唐木仏壇を小さくして仕舞いやすくしたものです。

お仏壇を持ち運ぶことで新しい可能性を探るというのは興味深く感じます。
でもご本尊さまがなくてお位牌だけだと位牌壇でしかないのは残念です。
マイブッダのような仏さまもご一緒に安置できるようにしてもらいたいところです。

外側の銘木は東京で加工されていますが中に収納される仏具は高岡で作られているようです。
同じ高岡で製作している仏さまをご本尊に導入するのは難しいことではないはずです。
お位牌だけでなく写真立てや手元供養容器などに置き換えられてもいいでしょう。

多様な会社が結びついてステキな「お仏壇」が増えてもらいたいものです。