ふとした時に伺える被爆体験の話

2018年5月9日(水)

180509
気持ちの良い晴れ空のもと新緑が目に鮮やかに映ります。
平和大通りには大きく育った木がたくさん植わっています。
被爆樹木もありますが殆どが戦後に植えられた木々です。

木陰に佇む二人の男性は外国からの旅行者でした。
原爆犠牲者の慰霊碑を訪れて説明文を読んでいました。
ここ数年たくさんの海外からの旅行者が増えてきています。

先日の念仏会ではお檀家さまから被爆の頃の話を伺いました。
意図した訳ではなく、なんとなくそういう話の流れになりました。
たまたま機会があって訊ねられたからお話しくださったのでした。

お子さまやお孫さまにはわざわざ自分から話すことはないそうです。
話したくない訳ではないけれども聞かれることもないため、と。
私は亡き祖母から何度も話を聞いていたのは珍しい例かも知れません。

それだけに体験談を伺える時にはなるべく拝聴しようと思いました。
そうしたご縁を結ばせていただけることも大切にしていきたいものです。