仏教カウンセリング・傾聴法【臨床仏教師養成ワークショップ 第1講】
2018年5月8日(火)
臨床仏教師養成関西第1期プログラムのワークショップ課程が始まりました。
資料を挟んだバインダーに記された「ZEN to you&you」は「前途洋々」だそうです。
その上に記されたご揮毫「心」は坐禅をする姿もあらわしているそうです。
最初にアイスブレイクとして自己紹介ではなく他己紹介のワークがありました。
続いて花園大学丹治光浩学長と神仁臨床仏教研究所上席研究員による時間がありました。
丹治先生のお話では認知心理学とカウンセリング技法についての概論を拝聴しました。
ただ座って聴くだけでなくワークも挟んで実践を体感しながら学んでいきました。
駆け足の話にもついて行けたのは清浄華院でNLPカウンセリングを学んでいたおかげでしょう。
丹治先生のお話でさらに学びの理解を深められた部分がいろいろとありました。
最後の神先生のお話は時間がおしていたので短くなったのが残念でした。
しかしワークで取り上げられた濃厚で重たい内容には悩みました。
さらにそれが二週間後の次回まで悩んで考えてくるという宿題として出されました。
考えていくためにいただいたヒントが、思い悩むのをもっと深めるものでした。
正解があるわけでもなく人によっても違ってくるものであるだけに難問です。
分かってはいましたが臨床仏教師へのハードルは高いのだということを改めて痛感しています。