やっぱり歴史は繰り返す

2026年5月16日(土)


コテンラジオの本編最新シリーズ西郷隆盛編の
全16話の配信が、毎週月曜木曜の2回の配信で
2ヶ月かけて今週の月曜日にすべて完結しました。

コテンの個人クルーなのでアーリーアクセスで
一通り聴き終えたのが一ヶ月前で、そこから
通常配信が出るたびに2周目を聴いていました。

西郷隆盛のものがたりなので自然と薩摩藩について
いろんなエピソードが語られるのですが、その中で
島津斉彬と久光という殿様の兄弟が登場します。

斉彬は下級武士の西郷を大抜擢して育成してくれた
大恩人で先見の明があった立派な殿様でしたが
弟の久光は西郷との相性が最悪だったらしく。

西郷は斉彬の没後に登場してきた久光のことを
当初はすっかり見下した態度をとっていたのですが
久光が権力を握ってからは難儀させられるんですね。

明治維新が起きて武士の時代から近代国家へと
歩んでいくにあたり久光が果たした役割は決して
小さくなかったようですが、その後が問題でして。

いつまでも旧藩主の系譜という立場を振りかざすし
武士の時代は終わって維新の世の中になったのに
どこまでも武士的な基準から抜けだそうとしないし。

久光のように維新が進んでも既得権益を握ったまま
役職とか立場に付随していた己の権力をいつまでも
振りかざす振る舞いをする人っていつの世もいるもので。

とある集いの場にチラっと顔を出してきたのですが
お目当ての催しの前に急に会議が横入りしてきたらしく
少し遅れて着きましたがお目当ての催しには間に合いました、

でも横入りしてきた会議の終盤で質疑応答のような
時間になったとき、思わず「現代の島津久光か?!」と
突っ込みたくなるような場面がありました。

言いたいことが理解できないわけではないのですが
昔はすごかったとしか聞こえないような話を長々と
しゃべり続けて会場の空気が微妙になってしまいました。

昔の話を引いてきて自分が活躍したころを懐かしんで
自慢話をしたあとで、時代に合わせて変化させたい
という人たちに文句を言っているかのようでした。

その様子はまるで維新後に西郷を徹底的に困らせた
久光のようで、その様子を見ていて頭のなかでは
「島津久光ムーブだなぁ…」と思ってしまいました。

もちろん長期にわたり組織を支えてこられた方ですし
昔のことを知っているからこそ言いたくなることも
たくさんおありだったのだろう…とは思います。

でも当時とは時代が変わっているにもかかわらず
過去の成功体験や昔の価値観に縛られたままだと
周りとの感覚がズレるというのは世の常なのでしょうね。

変化を受け入れるのは誰だって難しいのでしょうが
そうならないようにしかと気をつけようと思いました。
ぜひコテンラジオの西郷隆盛編を聴いてください♪