可能性を残しておくという選び方
2026年4月18日(土)

法事が終わったあと参列していた中学3年生の
お子さんと少しおしゃべりする機会があったので
進路についてどう考えているのか尋ねました。
中高一貫校に通っているということだったので
高校入試はないようですが、高校に進んだとき
将来について尋ねられるだろうと思ったからです。
いまのところ特にやりたいことはないそうですが
興味のあることを聞いてみると音楽に携わることに
関心があるという答えだったので少しホッとしました。
たとえば医者とか弁護士や教師などのように
資格が必要で進む道がはっきりしている場合には
早くから方向を定めていくこともあるでしょう。
でも将来の夢とかやりたいことは何かと問われても
すぐに答えられる人ばかりではないでしょうし
まだ何も見つかっていないような年ごろかもしれません。
そもそも私たちが知っている職業といっても
これまで見聞きしてきた範囲に限られているので
自分が知らない仕事はきっとたくさんあるはずです。
私が学生のころはそれほど知られていなかったし
意識することのなかった職業としてナレーターや
声優といった声を職業とする仕事があります。
この頃では子どもたちのあこがれの一つのようで
いま自分が将来の職業を考える年代だとしたら
声の可能性に挑戦してみたくなるように思います。
他にも触れたことがないとか知らないだけで
自分がこれまで出会えていない仕事とか職業は
まだきっとたくさんあるのだろうと思います。
そう思うと今すぐにやりたいことを無理に決めて
わけもわからず選択肢を狭めてしまうよりも
可能性を広く残しておく道もあっていい気がします。
そう考えると今のところできる選び方としては
自分がやりたくないことを少しずつ見つけながら
多くの可能性をしっかり残しておくことでしょう。
それに加えて、いまは一つの仕事に就いたとしても
そこにとどまり続けるとは限らない時代ですし
違う道へと変わっていくことも多いご時世です。
これからどんな出逢いのご縁があるかによって
見えてくるものも全く変わっていくでしょうし
そのうちに自然と定まってくるだろうと思います。