天使のママさんパパさんお話会にて

2026年1月31日(土)


大切な赤ちゃんや子どもを亡くして見送った
親御さんたちのための居場所づくりをしている
福山天使の会さんの催しがお寺で開かれました。

12月に続いて今回もママとパパが参加する会で
ヨガと栄養指導の時間のあとでお話会のとき
私も一緒に皆さまのお話を聴かせていただきました。

前回のときご参加だった方も今回が初めての方も
いらして、お一人ずつが旅立った赤ちゃんのことを
無理せず大丈夫な範囲で聴かせてくださいました。

皆さまのお話が終わったあとで私からも何か
話をということだったので、その場で伺った話から
仏教の苦と向き合うことについての話をしました。

自分が「こうあってほしい」と思っているのに
思い通りにならなくて辛くなって苦しくなる
という話とグリーフの話をしたら時間になりました。

「こうじゃなきゃいけない」と思いがちだけど
あまり強く決めつけすぎてしまうと、かえって
苦しさが増してしまうことってよくありますからね。

終わったあとでご夫婦でご参加されていらした
奥さまから「教えていただきたいことがあるので
いいですか」ということで疑問を伺ったら。

お腹のなかでお子さまが亡くなられた日から
49日までは近くにいるけど、49日がくると
どこか遠いところへ行ってしまうのですか、と。

誰かにお聞きになったのか、どこかで読んだのか
そういう話に触れて不安に思っておられる
感じがしたので、なぜ知りたいのか尋ねたところ。

49日が過ぎても大切なその子が自分のそばに
いてほしいという想いがあるので、いなくなって
しまうと言われるのが嫌だということでした。

49日目に行き先が決まるというのはいわゆる
中陰という考え方に基づいた話ではあるけれど
浄土の教えではまた違う捉え方をしていること。

そもそも宗教が違うと行き先についての話が
全く違ってくるけど、どれが正しくてどれが
間違いと絶対的には言えないことを話したあと。

自分はこれがいいと思うものを選んでいいので
どのように考えても構わないので、恐らくいまは
ずっとそばにいると思っていていいと申しあげました。

すると、ずっとそばにいてほしいと願う一方で
どこかステキなところに生まれていってほしいと願う
気持ちもあるという想いをお話しくださいました。

どちらかが正しくてどちらかが間違いというのではなく
どちらの気持ちも大切にしながら、その時どきで
今はこちらの想いなんだなぁ、でいいと思います。

その時どきで気持ちが揺れ動くのは自然なことなので
どちらの気持ちだったとしても、それが良い悪いではなく
そういう気持ちなんだなぁというので留めてください。

すぐに良い悪いと判断してしまいがちだけども
ありのままの気持ちを大切に受けとめることこそ
一番にしてほしいと伝えると笑顔を見せてくださいました。

このやりとりの話を必要としている方がいらしたら
ぜひ知ってもらいたいのでブログで紹介してもいいですよ
とおっしゃってくださったのでここに紹介します。