寄付に頼らないお寺の行先
2026年1月21日(水)

実家に菩提寺から寄付の依頼がきたという話を
結婚して実家と別所帯になっている娘さまから
相談ではないけどお話を伺うご縁がありました。
その菩提寺は近隣にお檀家さまがお住まいらしく
どの家にも一律で同額の寄付を頼んでいるようで
ご両親はこれまで通りに納めるつもりだそうです。
菩提寺さまやご近所の方がおっしゃる話だと
「あそこのお寺のよりは安くて助かる」ということ
だそうで、私は「そうなんですね」と返事しました。
親の代はいいけど、きょうだいは妹と二人なので
その菩提寺とのお付き合いは両親まででしょうね
とおっしゃっているので他人事ではない話ですね。
それは寄付だけに限った話ではなくてお墓についても
跡を継ぐ子ども世代がいなかったり、いたとしても
結婚して家を離れた娘さまだけという例も多くて。
先祖代々のお墓をいつまで残すのか、というだけでなく
親世代が早めに建立したお墓とかお墓の区画があるけど
そこに納骨するのをためらうという話も多いです。
世の中の価値観がすさまじい勢いで変化するなかで
お寺とお檀家さまとの関係性も当然変化するから
今後どのような関係性でいるのが求められるのか…
私が預かっているお寺についてはありがたいことに
先々代が原爆から復興したときから寄付に頼らないでも
大丈夫なようにお寺を整えてくれているのですが。
幸いにもこれまでは大丈夫だったかもしれませんが
これから先は変化が圧倒的に早くなるでしょうから
それでも耐えられるようにするのが私の課題ですね。
諸行無常なのでどうなるかは誰にもわかりませんが
常に考え続けて変化に応じられるようでいないと
淘汰されて消滅していくのは避けたいですからね。