久米宏さんの美学とカープ愛
2026年1月14日(水)

昨日の夜に久米宏さんが逝去されたニュースが
テレビ局の垣根を超えて各局で特集される中に
髪の毛を丸刈りにしたエピソードがありました。
熱心なカープファンだった久米さんが1989年の
開幕前に「巨人優勝なんてありえない」という
発言をしたら実際に巨人が優勝してしまって。
巨人が優勝したら丸刈りにすると宣言していたので
宣言通りに丸坊主にしてニュースステーションに
登場した有言実行ぶりに感心したのを覚えています。
ザ・ベストテンもテレビでは見ていましたが
個人的にはニュースステーションのキャスターとして
夜10時からのニュースで見た記憶の方が大きくて。
小学校の高学年のころから夜のニュースといえば
ずっと我が家ではニュースステーションだったので
久米さんが亡くなられたと聞くと寂しいですね。
久米さんの隣で小宮悦子さんや渡辺真理さんと
生放送中に即興的に行われていた掛け合いも
なんとも言えぬユーモアがあって好きでした。
そんな久米さんがカープファンになったのは
TBSのアナウンサー駆け出し時代の不遇なころの
ことだったと今朝の中国新聞の天風録にありました。
同期入社の男性アナから「カープはいいぞ」と
何度も聞かされていたということだったようで
いろいろご自身の境遇とも重なったのでしょう。
カープの魅力は「負ける美学」で、「仕事も人生も
うまくいかないことの方が多い。反省とカープの
うまくいかない試合が妙に一致」していた、と。
そんな久米さんの名言について調べてみたら
「中途半端だと面白くないし、やるなら徹底
した方がいい」という言葉が見つかりました。
まさにこの言葉どおりの人生を歩んだ方でした。
久米さんのように徹底できる人になりたいものです。
このたびの訃報に接して心よりお念仏申しあげます。